2018年4月28日土曜日

ファットバイクにエアサス

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ジャイアントは前後サスだったので僕みたいな下手っぴでもOKだったけどスペシャライズドのファットボーイはリジッド。ぶっといタイヤが衝撃を吸収してくれるのでボヨーンボヨーンの乗り心地がクセになるとの前評判を過信してジャイアントのときのように岩のガレ場を駆け下りたらひっくり返って肋骨を骨折してしまった。
回復してから慎重走行を心掛けたけどそれであらためて確信したのはサスのありがたみ。やっぱり前車のジャイアントと全然違う。ファットボーイは硬くて、路面のガタガタがもろにハンドルを持つ手に伝わってきて白蝋病になるんじゃないかといえば大げさだけど、タイヤの空気圧を0.4Barまで下げてもそんな調子で、コブシくらいの岩だらけの下り坂ではすごく気を使う。







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それでネットでファットバイク用のフロントサスペンションを調べてみたらROCKSHOXのBLUTOというのがメジャーらしいとわかった。このサイトの外人さんも絶賛してるし。
でもこんな外国の、しかもファットバイク専用のフロントサスなんか日本で手に入るんだろうかと半分疑問に思いながらファットボーイを買ったお店に電話してみたら、なんと「ロックショックスのブルートは一つだけ在庫があります。しかも今その商品は2割引セール中ですよ!」と。ほへ~。さっさと買いなさいという神のお告げか。








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そんなわけで前後輪はずしてファットボーイをアバルトに乗っけて行ってきた。作業工程1時間半。適合させるためのいくつかの追加部品と工賃と本体料金込みで9万円ちょっと。
店員さんにサスのセッティングを教えてもらって再び車にバイクを載せて帰宅。








サスのセッティングのメモ。
サグについてはこのサイトがわかりやすい。YouTubeではこちら(英語)
翌日試し乗りしてクッションが固めに感じたのでエアー圧を5barから3barに下げたらサグは23%位になったのでこれでしばらく様子見です。
追記:ROCKSHOX BlutoのサスのチューニングマニュアルPDFダウンロードはこちら(英語)。




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スペシャライズドのカーボンサス。はずしてみてわかったけどすごく軽い!
せっかくのカーボンなのに使わないなんてもったいないけど。






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ヘタレついでにウィベルタのキックスタンドも装着。各部に干渉しないし、安い割に作りがしっかりしてる。







そしてこれはフェアウエザーのhalf frame bag。形がユニーク。前方が大きく後方が縮まっているのでサイクリングボトルに干渉しないすぐれものです。この中には長さ30cmのQZTの電動エアーポンプ、TOPEAK SmartGauge D2、パンク修理キット、ベッセルの板ラチェットドライバーセットを収納。









2018年4月15日日曜日

前途多難

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年甲斐もなく熱心にギター練習したせいか左手が腱鞘炎からバネ指になってしまった。
レッスンも休んでしばらくギターとお別れ。

いやもちろん手を休めればまた弾けるようになるだろうけど、こんなに簡単に腱鞘炎になるということはおそらく練習を再開すればすぐに再発するだろう。
しっかり休んですっかり良くなってから再開したとしても、控えめに控えめに練習するとなるとただでさえ上達が遅いのにまともに弾けるようになるのはいつのことやら。

大きな船から降りて、さぁこれからはこの小舟で行くぞと意気込んで出発したらまたたくまに浸水してきて「この舟では遠くへ行けませんよ」と宣告されたような気分。
なんにせよ張り切って始めるとすぐにガシャーンと門が閉じる感じというのがなんともトホホ。うーん、これがトシをとるということか。
ひどくションボリしてしまったが、自分の中の老年さんと二人三脚することを覚えなくちゃね。

写真はそれでも続けているポルトガル語の筆記。インクはヤード・オ・レッドのブルーブラック。

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2018年4月10日火曜日

人生における入力と出力


現実の世界で収入と支出があるようにバーチャル世界にも収支があるのではないか。
そのインプットとアウトプットのトータルバランスのことを考えている。
ひとが生まれて成長しその過程で様々なことを学習し、働きだしてからその学習した内容を社会に還元する。そして退職する頃には出涸らし状態。いや見た目は以前と変わらないし働こうと思ったら働けないわけじゃないが、その内容はほとんどがルーチンワークで脳はほとんど活動していない。

もちろん高齢になってもバリバリ新しいことにチャレンジして脳をフル回転している人もいるので一概には言えないが、僕の場合は退職する一年ほど前から脳の収入と支出のバランスがマイナスになっている感じがしていた。具体的にはそれは《朝起きたときに仕事に行きたくないという感情》として現れた。
「うつ」に似ている。あるいは「うつ」の一部は脳の収支のバランスがマイナスになっていることが原因なのかもしれないが僕は専門ではないのでわからない。ただ要するにそういった状態が僕の場合は収支の問題だったのではないかと退職してからなんとなく感じている。

さきほど人生の前半は入力、後半は出力とざっくり分けたけれども、もちろん人生の前半にも出力はあるし後半にも入力がある。むしろ後半で出力より入力の多い人もいるだろう。ただ傾向としてはやはり後半は入力より出力のほうが多いと思うし、僕の場合もいろいろ知識や経験や新しいアイデアなどで入力に努めてはいたが結局最後は枯渇してしまった。これは脳の破産と言ってよいかもしれない。

脳が破産するとどうなるか。具体的には「自分に飽きる」。もう逆さに振っても鼻血も出ない。出てこない自分に飽き飽きする。自分のことをつまらなく感じる。自分を捨てたくなる、いやそこまではいかないけど、少なくとも生きる喜びを感じれないまま過ごしていた。

転機になったのは病気の発症だった。2年前にメニエール病になって、眩暈、耳鳴り、難聴のために一時入院。去年の5月末には仕事の続行が実質上不可能になってしまった。そして二ヶ月間休職。ところがこの休職が僕にとって砂漠のオアシスとなった。10年ぶりに海で泳いだり、毎日プールで泳いだり、ジョギングしたりと、まるで小学校の夏休みに戻ったような日々を過ごすことができた。8月に復職したものの結局仕事続行が無理であることを再確認するだけだったので12月に退職させてもらった。

そういう、わがままが出来る境遇であったことには感謝しかないが、そして同じように永年命を削るような修羅場で過ごしてきてまだ戦い続けている同年代の戦友たちには申し訳ないが、今こうして自分のためだけに時間を使える自由というのは、ひょっとすると再び将来の出力のための入力期間なのかもしれないと思って日々セッセとポルトガル語を勉強したりギターを弾いたりして遊んでいる。




2018年4月8日日曜日

弦高をさらに下げる


3月後半の練習後指関節の痛みが取れず6日間ギター練習を休む。
サドルを万力で挟んでヤスリで予定の線まで削り、12フレットの弦高を4.5mmから4mmに下げた。
教則本のpractice2にコードチェンジで指が遊んでしまうところが3箇所ある。
あまりコンを詰めて練習すると先週のように指関節が熱を持ってくるのでiPhoneでタイマー設定し20分練習して40分休むことにする。


2018年4月5日木曜日

書いて覚える

write and learn

やっぱり僕は書かないと覚えられない。
言葉を覚えるときには多角的に脳を刺激することが大切で、見る、聴く、喋る、考えるに加えて書くというのはとても重要な訓練だと思う。



2018年4月3日火曜日

ファットバイク日和

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春だ!いい天気だ!ということでファットバイクで山道をゆっくり20km走破。


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このヤマツバキが咲いているのは以前マムシに出くわした場所。
今日はマムシじゃなくて青大将が山道で寝そべって日向ぼっこしていた。